大坪裕希「勝負の年だと思っていますので弱い気持ちを捨てて優勝します」


一昨年に3位入賞をはたし、前回大会は準優勝。順調なステップアップを見せる大坪裕希が今年見据えるのは、二つのリベンジを視野に入れた上での表彰台のてっぺんだ。最激戦区のトーナメントを勝ち抜き、自らの手で時代を引き寄せる。

―― 昨年10月に幼少期からの夢だった新極真会世界大会に日本代表として出場。しかしながら三回戦で惜敗という悔しい結果となりました。
「初日の最後に最終延長2-3で負けてしまいました。課題を克服するために、大会後はウエイトトレーニングだったりスタミナをつける稽古を増やしました」

―― フィジカル面での課題が多く見えた大会だったのでしょうか。
「頭では体を動かさないといけないと思っていたんですが、体がついていきませんでした。映像を見返してみても、後半戦では上段廻し蹴りもそうですが足が上がってなかったですし、ステップも踏めてなかったです。そこからはスタミナの向上、ポジション取り、基礎体力稽古をしっかりこなせるよう意識してきました」

―― JFKO全日本大会は階級別ですので、世界大会とはまた違った調整が必要だったと思います。
「昨年は決勝戦で平木楓選手に下段廻し蹴りを効かされて足が止まってしまったので、スタミナ強化とともに受けの意識を徹底しました。軽中量級は出場選手も多く優勝するには6試合闘わないといけないので、ダメージを残さない闘い方も重要になると思っています」

―― 意識するのは、やはり決勝戦で敗れた平木選手でしょうか。
「平木選手もそうですし、同門の前平斗真選手も意識します。2年前に準決勝で対戦して負けているので、今年は決勝戦で同門対決を実現させたいと思っています。それを実現させるために、今まで以上にライバル心を持って調整を続けてきました」

―― 新極真会にとって軽中量級は鬼門の階級となっています。
「軽中量級はまだ新極真会のチャンピオンがいないので、今年は何が何でも優勝しないといけないという思いです。昨年も準優勝で終わってしまい責任を感じているので、今年は優勝することしか考えていません」

―― 1年後にはWFKO世界大会も控えています。
「準優勝とか3位で代表に選ばれるのではなく、必ず優勝して権利を取るという気持ちです」

―― 2年前の新極真会世界ウエイト制大会は軽量級で3 位に入賞しました。
「いつも優勝するつもりで臨んでいますが、当時はそこまで強い気持ちで大会に臨めていなかったかもしれません。でも今は必ず優勝する、世界チャンピオンになるという気持ちですし、日本代表に入ることが目標ではありません。僕自身も勝負の年だと思っていますので、JFKO 全日本大会では圧倒的な組手で2日目に残って、弱い気持ちを捨てて優勝します」

―― 今大会にかける強い気持ちが伝わってきます。
「世界大会で四回戦に進んでいたら、次の対戦相手は平木選手でした。負けたという結果はもちろんですが、平木選手と対戦できなかったことがすごく悔しかったです。旗1本差でリベンジ戦の機会を失ってしまったので、そこではたせなかったリベンジをJFKOではたしたいと思います。自分にとっては前平選手も平木選手もどちらもリベンジ戦になるので、二つのリベンジをはたした上で新極真会の全階級制覇に貢献したいと思います」

 

 

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