漢藍理「JFKO全日本その先の世界大会でも優勝して人生を変えたい」


15歳の時に軽重量級3位に食い込んだ漢藍理が、いよいよ覚醒の時を迎えようとしている。前回大会の重量級準優勝に続き、新極真会第13回世界大会では並み居る強豪を退け技能賞を受賞。絶対女王が控える中、大阪ので潜在能力のすべてを開放する。

―― 昨年はJFKO全日本大会で準優勝に輝き、推薦で代表の切符をつかみ新極真会世界大会に出場されました。技能賞を受賞した世界大会を、どう振り返りますか。
「初戦から優勝候補のブリジタ(・グスタイタイテ)選手にも勝っているマリヤ・セクンダ選手との対戦でした。身長で20㎝、体重も20㎏以上の差があって、向かい合った瞬間に迫力がすごくて『自分からいかないと負ける』と思って、そこでスイッチが入りました」

―― 新極真会の全ヨーロッパ大会の重量級を制している選手で、本戦のラッシュはすさまじいものがありました。そして三回戦の相手は久保田千尋選手。かなり厳しいブロックでした。
「逆に燃えたと言いますか、どこで当たっても優勝するには絶対に強い選手とは当たりますので、初戦だろうが三回戦だろうが絶対に勝つという気持ちは変わりませんでした。大会を通して、その気持ちを貫けたと思っています」

―― 飛躍の1年を経て、今年は当然ながら優勝が目標になると思います。
「世界大会で自信がつきましたし、以前にも増して空手が好きになりました。大会前だけではなく、日ごろから集中して稽古に取り組めています」

―― JFKO全日本以降は、どのような課題を持って調整を続けられたのでしょうか。
「決勝戦では野邑心菜選手に圧力負けしたという感じだったので、その改善としてつねに動くだとかヒザ蹴りの対応などを意識して調整を続けてきました」

―― 3月には新極真会が開催した強化合宿にも参加されました。
「合宿まである程度仕上げて、合宿中の組手でいろいろ試してみました。課題を持って稽古に臨むことができました」

―― 稽古中、試合中のポーカーフェイスが印象的ですが、そのあたりはつねに意識しているのでしょうか。
「自分ではあまり気にしていないですが、いい攻撃をもらった時やきつい時でも顔に出さないようにというのは意識しています。あと稽古や試合に関わらず組手になるとスイッチが入るので、無我夢中だとそういう表情になるんだと思います」

―― JFKO全日本大会ですが、鈴木未紘選手が今年は重量級にエントリーしています。
「もちろん意識します。他の選手と比べて少しリズムが違うのでやりづらさはあるんですが、強化合宿で手を合わせた際に使えるもの、使えないものを整理することができました。ただ鈴木選手だけではなく、藤原(桃萌)選手には2回負けているので、もう落とすことができません。苦手意識はないので、自分の気持ち次第で絶対に勝てると思っています。延長戦に入ってもペースを落とさないように注意します」

―― JFKOは世界大会の結果を覆すチャンスでもあります。
「世界大会の負けを挽回したいと思います。去年は決勝戦で負けてしまっていますので絶対に勝って、その先のWFKO世界大会でも優勝したいと思います」

―― 鈴木選手の独走は許さないという感じでしょうか。
「そうですね。私自身、世界大会で人生を変えるという気持ちで臨みました。JFKOで優勝して、その先の世界大会でも優勝して人生を変えたいと思います」

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