福地勇人「おもしろいと思える組手で優勝して世界大会に向けて弾みをつけます」
すべての戦績を掲載するのが困難なほど、さまざまな舞台で結果を残し続けてきた。昨年11月には、白蓮会館全日本大会で多田大祐を破り重量級を制覇。適正階級以外でも結果を残す福地勇人が、万全の状態で4度目となるJFKO の頂点に突き進む。
―― 今大会に向けて調整は順調に進みましたか。
「そうですね。いつも通り、倒す組手を意識しながら稽古を進めました」
―― 昨年11月の白蓮会館全日本大会の重量級にエントリーし、多田大祐選手を破り優勝をはたしました。
「無差別の世界大会や全日本大会で勝つためにはある程度体重もないと勝てないので、そのへんを考えてのエントリーです。もう少し打ち合えたらよかったという気持ちもありますけど、手応えもありましたし作戦通り進められた部分が多かったです」
―― 今回は中量級でのエントリーになりますが、調整を進める上での難しさはとくにないですか。
「難しさはないですね。白蓮会館の全日本大会も80㎏くらいで出場したので、そのへんはまったく問題ないです」
―― ではJFKO全日本大会についてですが、あらためて前回大会を振り返ってもらえますか。
「約1年半ぶり、しかもケガ明けの試合ということで最後の詰めの部分がうまくできなかったという印象です。それもあって今回は最後の部分を重点的に見直しましたし、仮に最終延長になったとしても打ち負けないということを意識しています」
―― 昨年敗れた𠮷澤穂高選手もそうですが、中量級はそれ以外も力を持った選手が多いという印象です。
「𠮷澤選手に関してはもちろんリベンジしたいと思っていますし、対戦成績が2勝2敗なのでここで勝ち越したいという気持ちもあります。あとマークするとすれば、準決勝で当たる可能性がある田中裕也選手と後迫龍輝選手ですね」
―― 対戦を想定した事前対策も万全でしょうか。
「あまり具体的なことは話せないですが、動画を見て研究はしています。対戦したいという気持ちがありますし、この2人のどちらかが勝ち上がってくると思いますので、あとは自分が勝ち上がるだけですね」
―― JFKO全日本大会の先にあるWFKO世界大会は視野に入っていますか。
「かなり意識しています。JFKOとか統一された舞台の世界タイトルを獲ったことがないですから、なおさらその気持ちは強いです。誰もが認めるじゃないですけど文句のつけようがない会だと思いますので、そこは意識しますよね」
―― いつにも増して今大会は重要な大会となりますね。
「3 位まで出場権がありますけど、優勝して出るのと準優勝で出るのとではトーナメントの配置もだいぶ変わると思います。そういったさまざまなものがかかってくると思うので、今回はつべきところかなと思っています。優勝は最低条件ですね」
―― 第5 回大会で惜しくも代表権を逃がしているだけに、5 年越しのリベンジという側面もあると思います。
「そうですね。ただ全日本を獲らないと話にならないですから、まずはそこですよね。JFKOを獲って体重別、そして無差別の世界大会につなげたいと思います」
―― 今大会にかける思いが伝わってきます。
「テーマは倒して優勝する、それに尽きます。前回は負けて3位でしたので、今回は必ず優勝して来年の世界大会に向けていい弾みをつけたいと思います。その上で見てくれている人がおもしろいと思えるような組手をしますので楽しみにしてください」