平木楓「必ず連覇して 自分の時代だということを 証明したいと思います」


かねてから実力を高く評価されていた平木楓が、ついにJFKO 全日本の頂点に立った。その後も新極真会世界大会でベスト16 に食い込み、白蓮会館全日本大会では中量級の連覇に成功。軽中量級のトップとして、2年連続の優勝、文部科学大臣杯を引き寄せる。

―― 王者として臨む JFKO 全日本大会が 迫ってきました。
「すごくいい状態に仕上がったという感覚です。昨年ありがたいことに優勝させていただいて、いい意味で自信がついた部分があります。成功体験を活かしながら、どのように稽古を進めれば大丈夫なのかがわかった部分もありますので、昨年をベースにしつつ稽古の質も高めました」

――3年連続ベスト8の壁を破り優勝をはたしたことで精神面での変化もあったと思います。
「先ほど自信がついた面もあると言いましたが、天狗にならずひとつずつ積み重ねていかないとJFKOは勝てる舞台ではありません。ですので、しっかりと足元を見つめながら調整を続けてきました。慢心しすぎず気負いすぎず、というのがテーマです」

―― その中で臨んだ新極真会の第13回世界大会では、フィジカル差を克服しベスト16に食い込みました。
「自分は昨年が学生生活最後の年でした。それもあって本当に死ぬ気でずっと稽古を続けていたので、結果は悔しかったですが昨年の時点では持てる力はすべて発揮できたのではないかと思います」

―― 世界大会ベスト16という快挙に続いて、白蓮会館全日本大会でも中量級の連覇に成功しました。
「世界大会の直後だったので調整で苦しんだ面もあったのですが、そこで気持ちを切らすことなく優勝できたのはJFKOに向けてのいい弾みになりました」

―― 4月から社会人になって、稽古の面で変化はありましたか。
「社会人になってからも空いた時間を見つけて、体のケアも含めてしっかり空手に時間を費やすことができています。学生時代ほど時間は取れませんが、そのぶん質を高めて、より集中して取り組んできました」

——今年も軽中量級は全階級の中で一番エントリー数が多い階級となります。
「その中で最終ゼッケンを背負わせていただきますので、誰が相手でもしっかり倒して連覇することだけを考えています」

―― 最終ゼッケンの重みは感じますか。
「重みもありますが他の大会でシードに座らせていただくこともありましたので、そこに関してのプレッシャーはそれほどありません。去年感じた幸せをもう一度味わいたいという思いがありますので、あとは自分の目標に向かって突き進むだけです」

―― 目標の先にはWFKO世界大会も控えています。
「もちろん意識します。前回はコロナで流れてしまったので実質、今回が第1回大会となります。出場する全員が狙っていると 思いますが、出場するからには優勝して初代チャンピオンになりたいという強い気持ちがあります。ただ目指すところは世界チャンピオンですが権利を取らないことには話になりませんので、まずはJFKO全日本大会に集中します」

―― 全選手からマークされる立場となりますが、そのあたりはいかがですか。
「優勝させていただいたのでマークされるのは当然だと思いますが、たとえ研究されてもそれを必ず超える自信と言いますか、それだけの稽古をしてきたという自負もあります。慢心せずに自分の組手を最後まで貫いて、その上で必ず連覇して自分の時代だということを証明したいと思います」

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