第5回全日本青少年フルコンタクト空手道選手権大会
3月8日、国立代々木競技場第一体育館で第5回全日本青少年フルコンタクト空手道選手権大会(JFKO青少年大会)が開催された。青少年大会は368団体が加盟する全日本フルコンタクト空手道連盟(JFKO)が主催する大会で、今大会には幼年から高校生までの選ばれし1,353名の強豪選手が集結。大会連覇を達成した選手を中心に、流派・団体の垣根を越えた年代別日本一決定戦の模様をお届けする。
開会式
開会式での選手宣誓は、昨年まで無傷の大会4連覇中で、今大会の高校生男子軽重量級にエントリーした丸茂雄太(日本実戦空手道 七州会)が務めた。その後、幼年から小学3年生までの1Gがスタート。

小学3年生男子中量級
小学3年生男子中量級では、幼年時代から無傷の3連覇を続ける玉浦海輝(新極真会 福岡支部)が41名のトーナメントを順当に勝ち上がり、決勝進出。佐藤珀(新極真会 福岡支部)との同門決勝では、激しい打ち合いの最中、玉浦の上段廻し蹴りが佐藤をとらえ、技有りを奪取。そのままタイムアップとなり、本戦5-0で玉浦が4連覇を成し遂げた。

小学2年生女子重量級
小学2年生女子重量級では、大会2連覇中の河野恋珂(新極真会 福岡支部)と小川愛心(JKJO北陸地区)が決勝で相対した。互いに上段横蹴りを狙い、接近戦になると突きと下段蹴りを打ち合う。本戦終了間際、河野の狙いすました上段横蹴りがヒットし、技有り。河野が5-0の判定で大会3連覇を決めた。

小学3年生男子重量級・小学3年生女子軽量級
小学3年生男子重量級は、こちらも大会2連覇中の中山舷宝(新極真会 福岡支部)と仲田昂玄(新極真会 福岡支部)が決勝で激突。突きと下段で互角の打ち合いが続く中、終了間際に中山が上段前蹴りで技有りを奪い、本戦5-0で中山が勝利。大会3連覇をはたした。その他、小学3年生女子軽量級の眞弓沙月(成心會 福岡支部)が連覇を飾った。


小学4年生~6年生の試合結果
小学4年生から6年生までの2Gは、昨年まで4連覇中の奥村亜瑠真(極真会館 中崎道場)、2連覇中の小江凜太郎(新極真会 福岡支部)が初戦で敗退する波乱が起こった。
そんな中、小学5年生男子中量級に出場した工藤丈誠(新極真会 福岡支部)は、決勝で安藤颯良(JKJO中部地区)と対戦。工藤は重心を落として圧力をかけ、下段を意識させたところから上段前蹴りで技有りを奪取。本戦5-0で工藤が大会3連覇と4度目の優勝を飾った。

小学6年生男子軽量級では、昨年まで連覇を続けていた小林樹生(新極真会 福岡支部)が順当に決勝進出。昨年の決勝と同じ顔合わせとなった江川悠馬(新極真会 福岡支部)との同門対決に臨んだ。互角の打ち合いが展開された中、本戦終了間際に小林が上段前蹴りで技有りを奪い、本戦5-0で大会3連覇を決めた。

その他、小学5年生男子重量級の金澤迅(新極真会 福岡支部)、小学5年生女子軽量級の福井紅彩(新極真会 福岡支部)も大会連覇をはたした。

中学生・高校生の試合結果
中学生と高校生の3Gで最も注目を集めたのが、ともに4連覇を継続中の丸茂雄太(日本実戦空手道 七州会)と村田哲成(新極真会 福岡支部)がエントリーした男子軽重量級。両雄は順当に勝ち上がり、決勝で無敗対決が実現した。距離を潰して突きを打ちこむ丸茂に対し、村田は下段廻し蹴りで応戦。一瞬の隙を突いた村田の上段前蹴りが炸裂し、技有り。村田が無傷の大会5連覇を成し遂げた。

もうひとり、無傷の5連覇を達成したのが高校生男子中量級にエントリーした祖父江海斗(清凛館)。小島澪(桜塾)との決勝はほぼ突きのみの打ち合いとなり、強烈なカギ突きで前に出た祖父江が本戦4-0で勝利。5連覇の快挙をはたした。

大会4連覇を飾ったのが、中学3年生女子重量級の鈴木成実(新極真会 厚木・赤羽支部)と高校生女子重量級の岩口紗藍(清凛館)。我那覇優羽(日本実戦空手道 七州会)と決勝で対峙した鈴木は得意の上段横蹴りで技有りを奪取し、本戦5-0で勝利。決勝で大塚未夢(新極真会 徳島北東あわじ支部)と打ち合いを展開した岩口は、下突きの手数で優位に立ち、本戦3-0で勝利を収めた。


ハイレベルな中学生部門で3連覇をはたしたのが、高着心海(誠武塾)と鷲見琉斗(桜塾)。中学1年生女子軽量級に出場した高着は、決勝で西尾実莉(新極真会 東京江戸川支部)を撃破。鷲見は中学2年生男子軽量級の決勝で祖父江洋斗(清凛館)を下し、それぞれ連覇記録を更新した。


その他、中学1年生女子重量級の鈴木心優梨(新極真会 愛知中央支部)、高校生女子軽量級の河村奈々(新極真会 福岡支部)が大会連覇を飾った。

