60kgは僕の階級だと思いました。 フィジカルとパワーでねじ伏せたい―速水大輝 ゼッケン1

――第1回大会から軽量級で出場されていますが、今回から軽量級と軽中量級の2階級に分かれました。
「はい。階級が分かれたのは、とてもうれしいです。正直なところ、ナチュラル体重が63kgなので、65kgだった時はほぼ減量をしていない状態で試合をしていました」

――これまでの軽量級は100名以上が参加していた激戦区でしたから、階級が分かれたことでさらにチャンスが広がりました。
「トーナメント表を初めて見た時に、自分が1番だったので、テンションが上がりましたね。60kgは僕の階級だと思いました」

――気になる選手はいますか?
「当たったことがある選手もいますが、この階級は10代の選手が多く出場するので、どんなタイプと対戦しても対応できるようにしたいと思っています。最初に出場した時は、若い世代の意識があったんですけど、気づいたら24歳とこの階級では上のほうの世代になってきました。場数や経験を積んできた強みを活かして闘いたいですね」

――この階級は、とくにスピードのある選手が集まっていると思います。体重が軽くなることで、その傾向は顕著になる可能性はありますが、対策は万全でしょうか。
「自分の特徴は、フィジカルの強さだと思っていますので、パワーと試合の駆け引きなどのテクニックも加えてねじ伏せたい。回数を重ねるごとに実力がついてきている自信がありますので、楽しみにしています」

――パワーとフィジカルで勝ちたいと。
「相手に合わせるのではなく、自分の持ち味を活かしたいです。これまで突きで打ち合ってきましたので、一発の技の重さならば、誰にも負けない自信があります。そこは拘りたい部分ですね。でも、突きばかりに拘り過ぎると組手の幅が狭くなってしまう可能性も出てきますので、足技も意識して使っていきます」

――前回の第5回大会は、岡﨑陽孝選手と対戦してベスト16でした。振り返ってみて、いかがでしたか?
「軽量級チャンピオンの岡﨑選手と対戦してみて、自分がどこまでできるのか挑戦するような試合でした。少し受け身だったためか、彼のペースにされてしまいました。フィジカルを活かして間合いを詰めて突きを連打することしか考えていなかったため、それだけではトップでは通用しないことに気づきました。しっかりと自分の組手をするための戦略を立てて、万全の状態を整えて本番に臨みたいと考えています」

――参考にする選手はいますか?
「たくさんいます。それこそ数多くの試合映像を見て、いい部分を参考にさせていただいています。福地勇人選手もそうですし、大石昌輝先輩、大野篤貴選手、勉強にさせていただくことは多いです。それと同時に、自分に合う組手、合わない動きもありますので、取捨選択も大切にしています。単純にマネをすれば強くなれるものではないので、自分を見失わないようにしています」

――対抗には、魚本尚久真選手がいますね。
「センスの塊のような選手ですからね。足技がうまいし、打たれ強い。KWFではヒザ蹴りをもらっているので、決勝で対戦することになればリベンジしたいです」

――決勝で魚本選手と対戦する前にも、強豪が待ち構えています。準決勝では郷遼久選手と対戦する可能性があります。
「彼と自分は同じ世代で、ジュニアの頃から何回か当たっています」

――ちなみに戦績は?
「僕の3戦3勝なんですけど、次に当たったらどうなるのかわかりませんので、互いに勝ち進んで対戦してみたいですね」

――今後の目標をお願いします。
「優勝が目標なのは当然ですが、あまり先のことを意識し過ぎないようにしたいと思います。一つひとつ勝っていけば、その先には必ず優勝が待っていますので、まずは目の前の結果を出すこと。それから先のことは、その時に考えたいと思います」

ライブ配信チケット情報

今大会はTIGETとLINEライブビューイングでライブ配信を行います。

TIGET
初日チケット
決勝日チケット
TIGETは両日配信です。初のマルチアングルビューを導入し、初日は4試合場を選択して視聴できます。二日目はマルチアングルで従来のアングルに加えて見たい選手を選んで視聴できます。
視聴料
各5,599円(チケット5,500円+システム手数料99円)

LINEライブビューイング
LINEライブビューイングは決勝日のみの配信です。(こちらはマルチアングルではありません)
視聴料
4,620円(チケット4,400円+システム手数料220円)

大会情報ページはこちらから↓↓



第6回全日本フルコンタクト空手道選手権大会はスポーツ振興基金助成事業です。



第6回全日本フルコンタクト空手道選手権大会ドーピング検査はスポーツ振興くじ助成事業です。

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