前回大会で二日目に残ったのは 僕だけなので優勝を狙っています―魚本尚久真  ゼッケン56

――魚本選手が初めてJFKOへ出てきたのは、第4回大会でした。
「あの時は初めてでルールに慣れてないこともあり、初戦で顔面殴打と押しの反則をしてしまい、減点による判定負けでした」

――続く第1回国際大会では、ベスト8に入る活躍となりました。ルールに慣れてきたのでしょうか。
「ルールについては、すでに先輩方が試合に出ていたので理解はしていたのですが、第4回大会の時は悪い癖が出てしまっただけです。少しずつ慣れていきました」

――自信を深めたのは、この国際大会の時でしょうか?
「KWFの大会ですね」

――軽量級で優勝した2018KWF国際空手道選手権大会カラテグランプリ(3月25日、千葉ポートアリーナ)ですね。
「はい。決勝で秋元皓貴選手と対戦して、上段廻し蹴りで倒しました」

――魚本選手の上段廻し蹴りが、あの試合で定着しましたね。
「たまたま、入りました」

――そんなことはないでしょう。魚本流の選手は上段への蹴りが上手な選手が多いイメージがありますが、何か特別な稽古法でもあるのでしょうか?
「良く聞かれるんですけど、何も秘密はないですよ。突きからの下段を蹴っておいて、上段を狙う基本をやっているだけです」

――トップ常連選手の松本充史選手も上段廻し蹴りの名手です。
「接近戦から上段廻し蹴りで倒すことができているので、それがはまっているんでしょうね」

――そこが魚本流の強さですね。
「僕は生まれた時から魚本流しかやってこなかったので、強さの秘密を聞かれてもよくわからないです。ただ魚本流の空手が体に染みついているだけですから」

――前回大会は、準々決勝で寺崎昇龍選手と対戦しました。最終延長までもつれる接戦でしたが、その前の2試合ともに最終延長までいっているんですよね。
「寺崎選手と対戦したのは二日目だったのでまだよかったですが、さすがに連続で最終延長は厳しかったですね」

――しかも、それまでの相手は神谷定選手、呉屋広樹選手といずれも強豪でした。
「神谷選手との試合は互いに決め手を欠いて、最終までもつれました。上を警戒されているのはわかっていたんですが、なかなか差をつけられなかったですね」

――寺崎選手との試合は、いかがでしたか。
「突きが得意なのはわかっていたので、いかに自分の距離で闘えるかがポイントでした。最終延長までいってしまったので、早めに差をつけるようにしたかったですね」

――今回は4回目のJFKO挑戦となりますが、トップシードです。
「前回大会で二日目に残ったのは出場選手の中で僕だけなので、優勝を狙っています」

――軽量級は軽中量級と2階級に分かれましたが、影響はありますか?
「いつも試合をする時の体重は57、58kgくらいなので、うれしいですね。自分と同じくらいの体重の選手は、みんな喜んでいるんじゃないですかね」

――ベスト体重で試合ができると。
「そう思います。58、59kgがベストなので、楽しみにしています」

――速水大輝選手は、自分の階級と宣言していました。
「もちろん、自分も同じ気持ちです」

――誰が勝ち上がってくると思いますか?
「順当にいけば、決勝は速水選手なんじゃないですか。あとは笹裏(健士朗)選手ですかね。この階級は若い選手も多いので、誰が出てきてもおかしくないです」

――優勝するためには、何が必要になりますか?
「ケガやダメージを負わないこと。あとは気持ちですかね。二日目に残ったのは自分だけなので、優勝しか考えてないです」

ライブ配信チケット情報

今大会はTIGETとLINEライブビューイングでライブ配信を行います。

TIGET
初日チケット
決勝日チケット
TIGETは両日配信です。初のマルチアングルビューを導入し、初日は4試合場を選択して視聴できます。二日目はマルチアングルで従来のアングルに加えて見たい選手を選んで視聴できます。
視聴料
各5,599円(チケット5,500円+システム手数料99円)

LINEライブビューイング
LINEライブビューイングは決勝日のみの配信です。(こちらはマルチアングルではありません)
視聴料
4,620円(チケット4,400円+システム手数料220円)

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第6回全日本フルコンタクト空手道選手権大会はスポーツ振興基金助成事業です。



第6回全日本フルコンタクト空手道選手権大会ドーピング検査はスポーツ振興くじ助成事業です。

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