本田志帆「稽古も試合も好き。空手をやり切りたいです」


── 本田選手は現在、大学に通われている
んですよね。
「はい。大学2年生です。4年制大学の法学部で勉強しています」

── 道場には週に何回通っているんですか。
「多い時だと週6回、普段は週に4~5回くらいです」

── 空手歴を教えてください。
「4歳から始めました。小さい頃から試合にも出ていたんですけど、大会での実績は全然ありませんでした」

── 空手を続ける一番のモチベーションは何ですか。
「稽古も試合も好きだからですね。個人戦というのが自分に合っていると思いますし、小さい頃からずっとやっているので体に染み込んでいるような感覚です。空手が生活の一部になっていますね」

── そんな中、昨年の第7回JFKO全日本大会では重量級で3 位入賞をはたしました。
「入賞できると思っていなかったので、びっくりしました。全然自信はなかったです」

── 周囲からの反響はありましたか。
「両親も道場のみんなも、すごくびっくりしていました」

── 初戦となった二回戦は、藤原桃萌選手に下段廻し蹴りで技有り勝利を収めました。
「試合内容は全然覚えていないです。とにかく必死でした」

── 準決勝では、初対決となった渡辺小春選手に本戦0 – 5で敗れました。
「強かったですし、うまかったです。相手の技だけを当てられて、私の攻撃は全然当たらなかったです。距離を取るのがすごく上手だなと感じました」

── 試合の反省を踏まえて取り組んだことはありますか。
「たくさんあるんですけど、私は自分で組み立てて組手をすることが得意ではないので、攻撃を止めないようにずっと攻め続けられるようにすることです」

── そうなると当然、スタミナが必要になりますね。
「はい。道場の稽古以外の時間に、走ったり縄跳びをしたりするようになりました」

── 今回のトーナメントは、第1シードに入りました。
「スロースターターでいつも初戦の動きがよくないので、シードなのは少し不安ですね。みなさん強いので、あまり先のことは考えられないです。一戦一戦、しっかり闘っていきたいと思います。どうしても緊張はすると思うんですけど、セコンドの言うことをちゃんと聞いて闘っていきたいです」

── トーナメントの反対に位置する野邑心菜選手は、本田選手が15 歳の時に初出場した第5 回JFKO全日本大会の二回戦で敗れた相手です。
「全然下がらなくて、強かったですね。手数も多くてうまいなと思いました」

── 今大会に向けて、重点的に取り組んできたことは何ですか。
「基本的なことなんですけど、突きも蹴りもより効かせられるように、突き方や下段の蹴り方をフォームから見直しました。真っすぐ突きを伸ばすとか、蹴りは痛いところに当てるとかですね」

── 稽古の成果を発揮したいところですね。
「そうですね。そのためにも、試合中は頭がいっぱいにならないようにしたいです。おそらく去年よりは落ち着いて闘えるんじゃないかと思います」

── 今大会への意気込みをお願いします。
「JFKO はいろいろな強い選手と闘える舞台なので、楽しくできたらいいなと思います。結果のことは何も考えていないですけど、できれば去年の3位以上にいきたいという気持ちはあります。がんばります」

── 2025年にはWFKOの世界大会も控えますが、今後の目標はありますか。
「世界大会のことは全然考えられないですね。それよりも、空手をやり切りたいと思っています。社会人になったら空手はできないと思うので、満足して終わりたいです」

所属:極真拳武會 川崎元住吉支部
第7 回JFKO 全日本大会重量級3 位(2022年)

第8回全日本フルコンタクト空手道選手権大会
【開催日】5月20日(土)・21日(日)
【会場】エディオンアリーナ大阪
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