第4回の優勝した時のことを考えて、 モチベーションを維持してきました―富野真麻 ゼッケン33

――今大会は、王座奪還がテーマかと思います。調整はうまくいきましたか?
「しっかりと稽古ができましたので、体調は万全です。今大会へ向けて自分の体を整え、良いコンディションで当日を迎えられるように準備をしてきました。お世話になった方々に感謝の気持ちを込めて、しっかり自分の組手をして闘って勝てたらいいなと思っています」


――コロナ禍が1年以上も続いていますので、稽古ができない時期もあったと思いますが、モチベーションなどの維持は難しかったことでしょう。
「1回目の緊急事態宣言の時は、まったく稽古ができない時期がありました。それでも、できる範囲で走ったり、自宅でミット打ちをしっかりとやってきました。稽古ができない期間は気持ちが緩んだこともありましたが、再開後は稽古ができることがすごくうれしかったです。JFKOに向けてがんばろうと気持ちを切り替えて、取り組むことができました」

――コロナ禍で休まざるを得なかった時期は、あえてプラスと捉えられる要素はありましたか?
「休憩を取れた、リフレッシュできたところかなと思います。何が足りないか、どうしていけばいいかを考えられた部分もあります」

――前回大会は3位でしたが、振り返ってみて課題は見つかりましたか?
「あの大会では、南原(朱里)選手の圧力に対して自分の対応が十分にできていなかったと思います。相手の特徴、動きをしっかりと見て、自分の強みを出す闘いができるかどうかが課題だと感じました。それからは、稽古中から相手の特徴をしっかりと見られるように意識して臨んでいます。どうしても気持ちが入ると、前へ前へいき過ぎてしまって、自分のチャンスを自分で潰してしまっていることも多いです。焦らず冷静に、自分の組手ができるように心がけて臨みます」

――男子重量級2連覇中の山口翔大選手の指導を受けているようですが、何か具体的に指導を受けたことはありますか?
「よく指導を受けるのは、闘う上でもっと戦略を立てなさいということです。そのためにも、もっと冷静に闘わなければいけないと感じます。先生に指導を受けることになったのは、もっといろいろなことを試してみたくなった部分もありました」

――出場選手は強豪揃いですが、トーナメントの反対のブロックには、加藤小也香選手がいますね。
「加藤選手はうまくて、しっかりしていて、自分が何をしようとしても止められる。スピード、対応力を含め、相手のペースに乗せられないように闘わなければいけないと考えています」

――勝ち上がると準決勝では、立ち技格闘技の「RISE」でプロとしても活躍している田渕涼香選手と対戦することになります。
「動きが速いので、動きについていくか止めなければいけないと思っています。空手とキックボクシングは距離感が違います。遠い距離からの攻撃が怖いので、そこに対応しなければいけないと思っています」

――あらためて聞きますが、JFKOは富野選手にとって、どのような大会なのでしょうか?
「自分が中学生の時は、憧れの大会でした。でも自分が出場させていただくようになってみると、すごく大きくてすばらしい大会だと感じています。第4回大会で優勝した時はうれしかったですし、支えてくれたみなさんに恩返しができたと感じました。ただ、その大会は新極真会の主力選手が不在だったので、もう一度、優勝したいです。
勝った時が一番うれしいので、コロナ禍では優勝した時のことを考えて、モチベーションを維持してきました。今大会は初戦から、一つひとつ目の前の試合を勝ち上がって優勝したいです」

ライブ配信チケット情報

今大会はTIGETとLINEライブビューイングでライブ配信を行います。

TIGET
初日チケット
決勝日チケット
TIGETは両日配信です。初のマルチアングルビューを導入し、初日は4試合場を選択して視聴できます。二日目はマルチアングルで従来のアングルに加えて見たい選手を選んで視聴できます。
視聴料
各5,599円(チケット5,500円+システム手数料99円)

LINEライブビューイング
LINEライブビューイングは決勝日のみの配信です。(こちらはマルチアングルではありません)
視聴料
4,620円(チケット4,400円+システム手数料220円)

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第6回全日本フルコンタクト空手道選手権大会はスポーツ振興基金助成事業です。



第6回全日本フルコンタクト空手道選手権大会ドーピング検査はスポーツ振興くじ助成事業です。

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