第10回記念全日本フルコンタクト空手道選手権大会・初日/第1回全日本シニアフルコンタクト空手道選手権大会
5 月30日~31日の2日間にわたり、「第10回記念全日本フルコンタクト空手道選手権大会(JFKO全日本大会)」が、東京・京王アリーナTOKYOで開催されている。男女各5階級の体重別日本一をかけたこの大会。初日となった5月30日は5コートで熱戦が繰り広げられ、男子は一回戦~四回戦まで、女子は一回戦~準々決勝までが行なわれた。また30日には全日本大会に先駆け、「第1回全日本シニアフルコンタクト空手道選手権大会(JFKOシニア大会)」も開催された。初日の激闘の模様をお届けする。
【第1回全日本シニアフルコンタクト空手道選手権大会】
40歳以上を対象としたこの大会は、23階級に総勢189名がエントリー。昨年の第1回国際フルコンタクト空手道選手権大会の優勝者9名も出場したが、うち7名が敗北を喫するハイレベルなトーナメントとなった。

その中で優勝を飾ったのが、シニア男子50歳以上55歳未満重量級に出場した原田豪人(新極真会 京都南支部)。準決勝では石川裕雄(日本実戦空手道 七州会)との国際シニア大会チャンピオン対決を本戦4-1で制し、決勝ではノーシードから勝ち上がった高木徹(新極真会 静岡支部)に本戦5-0で勝利を収め、頂点に立った。

シニア55歳以上60歳未満重量級では、髙橋和久(日本空手道 髙橋道場)が強さを見せた。決勝では石黒紀之を撃破し、国際シニアに続き全日本シニアのタイトルも獲得した。

【第10回記念全日本フルコンタクト空手道選手権大会】
〈男子軽量級〉
昨年5月に行なわれた第1回全世界フルコンタクト空手道選手権大会(WFKO世界大会)軽量級チャンピオンの澤井天心(新極真会 東京城南川崎支部)は、初戦となった井久保奏音(聖武会館)との二回戦、長坂子龍(極真空手道 忍會)との三回戦をともに本戦5-0で突破。その他、新里誠光(武立会館)、大坪星太(新極真会 福岡支部)、手島一翔(新極真会 練馬支部)など、有力選手が勝ち上がる順当な結果となった。

〈男子軽中量級〉
軽中量級は、第1回WFKO世界大会軽量級3位の紅谷凱(極真武道空手連盟 極真拳武會 さいたま浦和支部)が、三回戦で西丸太一(新極真会 香川中央支部)に敗れる波乱が起こった。その西丸を四回戦で下した山地悠斗(新極真会 京都南支部)が2日目に進出。その他は大坪裕希(新極真会 福岡支部)、村田哲成(新極真会 福岡支部)、神原詠二(新極真会 世田谷・杉並支部)と、4隅のシード選手が勝ち上がる結果となった。

〈男子中量級〉
第1回WFKO世界大会軽中量級準優勝で、今大会から中量級に転向した前平斗真(新極真会 福岡支部)は、初戦で合わせ一本勝ちを収めて好スタートを切ると、続く三回戦では野澤功(実戦空手 大場道場)を本戦4-0で下し、ベスト8に駒を進めた。その他、4隅シードの北嶋治将(新極真会 東京城南川崎支部)、後迫龍輝(新極真会 大阪神戸湾岸支部)、𠮷澤穂高(新極真会 東京城南川崎支部)も危なげなく準々決勝に勝ち上がった。

〈男子軽重量級〉
この階級も4隅シードが順当に勝ち上がった。第1回WFKO世界大会中量級準優勝で、今大会は軽重量級にエントリーした塚本慶次郎(新極真会 世田谷・杉並支部)は、初戦となった二回戦で古矢聖人(岩崎空手)に中段突きで一本勝ち。圧巻の強さで2日目に進出した。その他、金岡陽大(新極真会 川崎貝塚道場)、鳥原隆司(新極真会 宮崎中央支部)、芦髙侑平(一般社団法人 国際空手道連盟極真会館 大阪浪速道場)もベスト8入りをはたした。

〈男子重量級〉
こちらもシード選手が強さを見せた。第1回WFKO世界大会重量級チャンピオンの後藤優太(空手道MAC)は、初戦となった二回戦で片岡柊斗(新極真会 東京江戸川支部)を延長5-0で、三回戦では林晃世(新極真会 世田谷・杉並支部)を本戦5-0で撃破。片岡大也(極真武道空手連盟 極真拳武會 本部)、岡田侑己(新極真会 和歌山支部)、前田勝汰(新極真会 和歌山支部)も2日目に駒を進めた。

〈女子軽量級〉
第1回WFKO世界大会軽量級チャンピオンの森みいな(成心會 福岡支部)は順当に勝ち上がると、準々決勝では石嶺美(桜塾)を下し、ベスト4へ進出。対抗に位置した山中咲和(新極真会 高知支部)が三回戦で細谷希花(新極真会 埼玉大宮西支部)に敗れる波乱が起こり、細谷はそのまま準決勝へ駒を進めた。4隅シードの澤井ナノ(新極真会 東京城南川崎支部)、清水由埜(桜塾)も準決勝に進出した。

〈女子軽中量級〉
最終ゼッケンを背負った小嶋夏鈴(新極真会 東京江戸川支部)が準々決勝で酒井希羽(日本実戦空手道 七州会)に敗れ、初日で姿を消した。4隅シードの宇都宮美咲(新極真会 大阪神戸湾岸支部)、渡部はるあ(新極真会 福岡支部)、冨村日花(新極真会 神奈川東横浜支部)はベスト4入りをはたした。

〈女子中量級〉
第1回WFKO世界大会中量級準優勝で、最終ゼッケンを背負った水谷恋(久保田道場)が、一般部全国デビューとなった高校1年生の鈴木成実(新極真会 厚木・赤羽支部)に準々決勝で敗れる大波乱が起こった。その他の4隅シードである井上ほの花(新極真会 東京城南川崎支部)、伊藤煌彩(新極真会 世田谷・杉並支部)、細谷誉(新極真会 埼玉大宮西支部)は2日目に勝ち上がった。

〈女子軽重量級〉
第1回WFKO世界大会軽重量級チャンピオンの網川来夢(新極真会 福岡支部)は、初戦となった準々決勝で喜友名葵(一般社団法人 国際空手道連盟 極真会館沖縄県支部)を本戦4-0で撃破。WFKO世界大会で網川と決勝を闘った目代結菜(新極真会 東京城南川崎支部)も、横塚怜奈(JKJO関東地区)との準々決勝を本戦5-0で勝ち上がった。その他、4隅シードの児玉亜瑞(新極真会 大阪神戸湾岸支部)、松田理央(総極真 選手会)をそれぞれ破った神谷優良(神谷塾)、石綿千乃(極真武道空手連盟 極真拳武會 さいたま浦和支部)も、準決勝へ進出した。

〈女子重量級〉
8大会連続優勝中の絶対女王・鈴木未紘(新極真会 厚木・赤羽支部)は、中田響(新極真会 三重中央支部)との初戦を本戦5-0で完勝。鈴木と数多の激闘を繰り広げてきたライバルの藤原桃萌(新極真会 福岡支部)も、渡邉ゆみ(愛信會アイライツ)を本戦5-0で撃破。その他、野邑心菜(新極真会 世田谷・杉並支部)、遠田朝香(新極真会 東京江戸川支部)もベスト4入りをはたした。
