優勝は最低限の目標。自分のすべてを 出して、2連覇を獲りにいきます―後迫龍輝 ゼッケン201

――ディフェンディングチャンピオンとして臨む今大会の男子中量級には、全9階級中最多の84名がエントリーしました。
「トーナメントのどこを見ても強い選手ばかりなので、日本一を決めるにふさわしい顔ぶれだと思います。全選手のことをリスペクトしていますし、一戦一戦、謙虚に闘っていくだけですね」

――これまでJFKOの舞台では挑戦者の立場だったと思いますが、今回は迎え撃つ側になりますね。
「一般部になってから追われる立場というのは初めてですけど、守りには入らず、一戦一戦挑戦する気持ちで臨みます」

――連覇がかかることや、WFKO世界大会の日本代表という意識はないものですか。
「頭の片隅にはありますけど、そういったプレッシャーの中で勝っていくことは、新極真会のドリームフェスティバルで連覇を続けた10年間で養われているので、今回活かせればなと思います」

――昨年11月の新極真会第52回全日本大会は不出場でしたので、試合出場は第12回世界大会以来、約1年半ぶりとなります。
「全日本に出たい気持ちはすごくあったんですけど、去年の5月に行なわれるはずだった第1回WFKO世界大会に照準を合わせて体づくりをしていた中で、無差別級に向けて一度体重を増やすとなった時、このままでは最大限のパフォーマンスが出せないなと、出場を見送らせていただきました。ベスト8に他流派の選手が4人入っていたので、本来は自分が出て止めなければいけなかったという不甲斐なさや悔しい気持ちもありました。その4人の中には僕と同じ中量級の田中裕也選手、福地勇人選手もいたので、とくに意識しましたね」

――田中選手は今大会のAブロック、福地選手はBブロックのシードに入りました。
「今回闘うとすれば決勝戦ですね。その前に新極真会の選手がふたりを止めて、決勝戦は新極真会の選手同士でできることが理想ですけど、ふたりのどちらが上がってきても勝てるように、準備はしてきました」

――第5回JFKO全日本大会の決勝戦で闘った田中選手の印象は?
「想像していたよりもずっと強かったです。僕は無差別の全日本でベスト8に入ったことはないですけど、田中選手は5位に入賞していますから。間違いなく強いですよね」

――福地選手とはこれまで、1勝1敗の五分です。
「第5回JFKO全日本では勝つことができましたけど、完全に納得がいく内容ではなかったので、もう一回闘ってちゃんと決着をつけなければいけないなと思います。客観的に見ても、あの試合の自分には足りないところがたくさんありました。点数をつけるとすれば、50点くらいかなと思っています」

――自己評価が厳しいですね。
「作戦やみなさんの声援の力で、何とか勝てたようなものだったので。自分自身でも、他の誰が見ても後迫の勝ちだと納得できる試合がしたいです」

――今大会はコロナ禍の中で開催されますが、その点についてはいかがですか。
「大変な状況の中、大会を開催していただけることに感謝しなければいけないですし、応援していただいている大阪神戸湾岸支部の方々にも恩返しがしたいので、感謝の気持ちを忘れず試合に臨みます。今回は無観客で行なわれるので、画面越しでも僕の闘いを見ていただいて、少しでも勇気づけられたらなと思います。みなさんの大声援をイメージしながら力をもらって、絶対に勝ちたいと思います」

――WFKO世界大会が控えているという意識は、頭に置きませんか。
「そうですね。このJFKOで選手生命が終わってもいいくらいの気持ちで一戦一戦、覚悟を持って闘います。その中で、優勝するのは最低限の目標です。自分のすべてを出して、2連覇を獲りにいきます」

ライブ配信チケット情報

今大会はTIGETとLINEライブビューイングでライブ配信を行います。

TIGET
初日チケット
決勝日チケット
TIGETは両日配信です。初のマルチアングルビューを導入し、初日は4試合場を選択して視聴できます。二日目はマルチアングルで従来のアングルに加えて見たい選手を選んで視聴できます。
視聴料
各5,599円(チケット5,500円+システム手数料99円)

LINEライブビューイング
LINEライブビューイングは決勝日のみの配信です。(こちらはマルチアングルではありません)
視聴料
4,620円(チケット4,400円+システム手数料220円)

大会情報ページはこちらから↓↓



第6回全日本フルコンタクト空手道選手権大会はスポーツ振興基金助成事業です。



第6回全日本フルコンタクト空手道選手権大会ドーピング検査はスポーツ振興くじ助成事業です。

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