下の世代は気になりますが、 勝つことに変わりはないです―手島海咲 ゼッケン1

――今大会は、シード選手としてAブロックに入りました。筋トレを取り入れて肉体改造をしてきたようですね。
「本格的に取り組み始めたばかりなので、急激に変わることはないと思いますが、新極真会の神奈川東横浜支部の吉岡(智)先生の指導で週4回、補強とチューブトレーニングなどを中心に取り組んできました」

――今大会へ向けてパワーアップを図ってきた理由は、なんですか?
「これまで体の回転を利用して突きを打ってきましたが、そこに腕の力も加えたいことが目的です」

――スピードを活かしながら、パワーも増していると。
「自分ではあまりわからないんですけど、少しずつミットの音が変わってきたように思います」

――そうなんですね。試合が楽しみです。今回、これまで壁になってきた菊川結衣選手が出場していません。どんな影響がありますか?
「リベンジしたい思いがありましたので、それができないのは残念です。でも彼女が出場しているかどうかは関係なく、優勝することだけしか考えていません」

――優勝候補には、水谷恋選手の名前も挙がっています。
「水谷選手は回転力があって、突きの威力が強いです。その突きに負けないように、打ち勝ちたいと思います」

――水谷選手は、圧勝する内容で優勝すると宣言しています。
「そうですか。でも、私が優勝します」

――すでに戦闘モードへ入っているように感じますね(インタビューしたのは、大会の約1ヵ月前)。
「じつは、毎週試合をしているような感じなんです」

――どういうことですか?
「塚本(徳臣)支部長の道場で新極真会の関東合同強化稽古を実施していて、そこに参加させていただいています。塚越(孝行)支部長、島本(雄二)道場長と世界チャンピオンの師範方が指導されています。組手稽古が中心なんですけど、すごく殺伐とした雰囲気で毎回試合をしている感じです」

――なるほど。それは貴重な経験ですね。
「毎回いろいろなタイプの選手と組手をするので、とても勉強になりますし、自分の力を試す場になります。モチベーションがすごく高くなりますので、日々の向上につながっています」

――この階級は、10代が多いため若い選手が台頭する可能性は高いですが、気になる存在はいますか?
「気づけば私は、上から3番目くらいの世代になりました。下の世代は気になりますが、勝つことに変わりはないです」

――自信満々ですね。
「私はできる限り、対戦相手の研究をするタイプなんです。勝った試合だけではなく負けた試合も見て、どんな組手をしてくるかイメージするようにしています」

――出場選手全員ですか?
「試合映像が手に入る限り、全員ですね。いつ対戦しても焦らないように、万全の準備をしておきたいです」

――試合映像を参考にするのは、対戦相手になる可能性のある選手だけですか?
「いえ、男子選手も見ます。重量級の男子選手からも、力の使い方とかを参考にさせていただいています」

――まさに空手漬けですね。
「新極真会の全日本大会で、久保田千尋選手と菊川結衣選手が決勝で対戦しました。他流派の選手が決勝で対戦する屈辱を味わい、本当に悔しかったです。私が勝っていれば、そんなことにはならなかったので、もっともっと強くなりたいと思いました」

――覚悟の量を感じます。
「こんな悔しい思いは二度としたくないので、今大会で必ず優勝します。強い気持ちで大会に臨みます」

ライブ配信チケット情報

今大会はTIGETとLINEライブビューイングでライブ配信を行います。

TIGET
初日チケット
決勝日チケット
TIGETは両日配信です。初のマルチアングルビューを導入し、初日は4試合場を選択して視聴できます。二日目はマルチアングルで従来のアングルに加えて見たい選手を選んで視聴できます。
視聴料
各5,599円(チケット5,500円+システム手数料99円)

LINEライブビューイング
LINEライブビューイングは決勝日のみの配信です。(こちらはマルチアングルではありません)
視聴料
4,620円(チケット4,400円+システム手数料220円)

大会情報ページはこちらから↓↓



第6回全日本フルコンタクト空手道選手権大会はスポーツ振興基金助成事業です。



第6回全日本フルコンタクト空手道選手権大会ドーピング検査はスポーツ振興くじ助成事業です。

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